「治療とお金」って、聞きづらい。でも、本当はすごく大事なこと。
- 悠子 川端
- 5月9日
- 読了時間: 2分
先日、ファイナンシャルプランナー(FP)の方とInstagramライブで「がんとお金」についてお話ししました。
病気になると、気になるのは“命”のこと。
でも実は、“生活”のこと――特にお金の不安も、じわじわと押し寄せてきます。
「この治療、続けていけるのかな」
「収入が減ったら、生活はどうなる?」
「仕事、休むべき?でも休んだらどうやって暮らせば…?」
そんな声を、がん患者さんたちから何度も聞いてきました。
でも、お金のことって聞きづらい。
相談先が分からない。
家族には心配かけたくない。
医療者にも、なんだか聞きにくい。
だからこそ今回のライブでは、「まずは知ること」「相談できる場所があること」の大切さを伝えたくて、FPさんにいろいろ教えていただきました。
特に印象的だったのは、
「備えがある人は“選べる治療”が増える」
という言葉。
お金の話って、がんの“治療の選択肢”にもつながるんですよね。
わたし自身、心理士としてがん患者さんの意思決定支援をしていますが、
「心」と「お金」って、切り離せないテーマだと改めて実感しました。
もし今、「誰に相談したらいいか分からない」「まだ元気だけど、もしもの備えって必要?」という方がいらっしゃったら、どうか焦らず、まずは信頼できるFPさんに話してみてください。
わたしの方でも、心理的な不安や治療選択の悩みに関して、お話を聞く場を用意しています。
心も、生活も、大切にしてほしいから。
これからも、必要な情報を届けていきますね。
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