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カウンセリングって、どんな人が受けるもの?

「がんの治療をしている人だけのもの?」「心の病気になった人が行くところ?」そう思われている方も、まだまだ多いかもしれません。

でも、実はカウンセリングは、“ちょっと話したい” “少し整理したい”そんな気持ちのときにこそ、使っていただきたい場所なんです。

病気の有無は問いません。どなたでもご利用いただけます

私たちがご提供しているカウンセリングは、がん治療中の方だけでなく、病気ではない方やご家族の方、支援者の方にも、広く開かれたものです。



・治療のことをどう考えていけばいいか悩んでいる・医師や家族とどう話せばいいか戸惑っている・仕事や家庭、人生のバランスに悩んでいる・誰にも話せない気持ちを、安心して話したい

そんなときには、心理士がお話をうかがいながら、一緒に考えていくお手伝いをします


実際に受けられた方からは…

「医師に会う前に、自分の思いや考えを整理できたことで、落ち着いて話せました」「誰かに聞いてほしかっただけだったのに、それだけで涙が出るほどほっとしました」「自分の価値観を大切にしながら、選択ができる気がしてきました」「次に取り組むことが見えてきた」

このようなお声を多くいただいています。“話せる場所がある”ことは、それだけで安心に繋がる。それを私は何より大切にしています。


オンラインでも、お申し込みは簡単です

カウンセリングはオンラインですので、全国どこからでもご利用いただけます。ページには、実際の流れや料金、受けてくださった方の感想も掲載しています。

📄 詳しくは、下記ページよりご覧ください👇

🔗 [https://www.2ndopplus.com/services-5]

あなたが、安心して話せる場所でありますように

どんな立場の方でも、どんな状況の方でも、“話してみたい”と思ったときに、気軽に使える場でありたい。

そんな想いを込めて、カウンセリングを行っています。どうぞお気軽にご覧になってくださいね。


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先日、当オンラインセカンドオピニオンを利用された患者さんのインタビュー動画を撮影しました。


この方は、がん治療の選択に悩まれ、より納得のいく決断をするためにセカンドオピニオンを受けられました。


セカンドオピニオンを通じてどのように考えが整理され、どのような変化を感じたのか――動画では、そのリアルな体験を語っていただいています。

「医師と話す前に心理士と予診できたことが大きかった」

今回のインタビューでは、患者さんが特に印象に残ったポイントとして、「セカンドオピニオンの前に心理士と話せたことで、医師との面談がスムーズになった」という点を挙げてくださいました。

医師に相談したいことをうまく整理できず、不安な気持ちでセカンドオピニオンを受ける患者さんは少なくありません。そのため、私たちは 心理士が事前にお話を伺い、患者さんの価値観や大切にしていることを整理する時間を設けています。

「あらかじめ気持ちを整理できたことで、医師との対話がスムーズになり、自分にとって納得のいく決断ができました」とお話しくださった患者さんの言葉が、とても印象的でした。

インタビュー動画の続きをぜひご覧くださいhttps://www.2ndopplus.com/

患者さんのリアルな声を、ぜひ動画でご覧ください。


セカンドオピニオンを検討している方や、治療選択に悩んでいる方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

「自分にとって最善の選択をしたい」そんな思いをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。

オンラインセカンドオピニオン


カウンセリングの詳細はこちら

 

今回は、「がんとうつ」についてお話ししたいと思います。

がんと診断されることは、人生の中でもとても大きな出来事です。「まさか自分が…」「これからどうなってしまうのだろう…」そんな気持ちになるのは、ごく自然なことです。

実際、がん患者さんの 3~4割が「うつ状態」を経験する と言われています。でも、これは 決して特別なことではありません。むしろ、がんと向き合う多くの方が感じる、ごく当たり前の心の反応なんです。

がんを経験することで、心にはどんな変化が起こるのでしょう?

がんの診断を受けた直後や治療が進む中で、こんな気持ちになることはありませんか?

何もやる気が起きない気分が落ち込んで、涙が出てくる将来のことを考えると、不安で仕方ない家族や周りの人に迷惑をかけている気がする食欲がない、眠れない、身体が重い…

こうした状態は、がんによる 「うつ状態」 かもしれません。

「うつ」というと、特別な病気のように思われがちですが、がんという大きな出来事に直面したとき、人の心が大きく揺れるのは ごく自然なこと です。

がんに伴う「うつ状態」と、一般的なうつ病の違い

「もしかして、うつ病になってしまったのでは?」そう不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

がんとうつには、一般的なうつ病とは少し違う特徴があります。

🔵 一般的なうつ病→ 特に明確な原因がないことも多い

🔵 がんによる「うつ状態」→ がんの診断、治療、副作用、生活の変化がきっかけとなる

つまり、がんに伴う「うつ状態」は、がんという 大きな出来事に適応しようとする心の反応 なのです。

もしあなたが今、「気分が沈んでしまう…」「なぜか涙が出てくる…」と感じていたとしても、それは あなたが弱いからではありません

がんに向き合うために、心が懸命に適応しようとしている証拠なんです。

心の負担を軽くするためにできること

がんとうまく付き合っていくために、心のケアもとても大切です。「うつ状態かも…」と感じたとき、試してほしいことがあります。

1. 誰かに気持ちを話してみる

ひとりで抱え込まず、家族や信頼できる人に話してみましょう。「こんなこと話してもいいのかな…?」と思うかもしれませんが、言葉にするだけで、気持ちが整理され、少し楽になることがあります

2. 専門家に相談してみる

がんに関する メンタルケアの専門家 に話を聞いてもらうのも、一つの方法です。心理士や精神科の医師と話すことで、「今の気持ちは自然なことなんだ」と安心できるかもしれません。

3. 生活リズムを整える

  • 無理のない範囲で体を動かす(軽い散歩でもOK)

  • できるだけ同じ時間に起きる・寝る

  • 少しでも食べられるものを摂る

生活のリズムが整うと、心も落ち着きやすくなります。

4. 「今、できること」に目を向ける

未来のことを考えすぎると、不安が大きくなりがちです。「今日、気持ちよく過ごせることは何だろう?」と考えてみるだけでも、心の負担が少し軽くなるかもしれません。

「うつ状態かな?」と思ったら、ひとりで抱え込まないで

がんとうつは、決して切り離せないものです。「なんだか辛いな…」と感じたとき、それは あなただけではなく、多くのがん患者さんが経験すること です。

だからこそ、一人で頑張りすぎないでください。

今の気持ちを話せる相手がいないときは、オンラインの相談サービスやカウンセリングを利用するのも一つの手です。

💡 がんとうまく付き合っていくために、体だけでなく「心のケア」も大切にしていきましょう。


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